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    マイホームをお考えの方必見!耐震性のポイントを解説します!

    2021年7月2日(金)

    「建物の強度はどのようにして決まるのか」
    マイホームを検討されている方で、このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
    新築を建てる上で、耐震性を考慮することは非常に大切です。
    そこで今回は、マイホームをお考えの方へ向けて、耐震性のポイントをご紹介します。

    □耐震等級とは?

    皆さんは、耐震等級と聞いてどのようなイメージが湧きますか。
    耐震等級とは、建物の強度を表す指標のことです。
    建物の強度が決まる目安となるので、ぜひ知っておきましょう。
    主に、3つの等級に分けられます。

    まず、耐震等級1です。
    この等級は、震度6〜7程度の地震が発生しても、倒壊、崩壊しないレベルの強度です。
    加えて、数十年に1度に起こる可能性のある震度5程度の地震でも建物が損傷しないという条件を満たしています。

    次は、耐震等級2です。
    この等級は、耐震等級1の1.25倍に耐えられる建物で、震度6〜7の地震でも補修程度で住み続けられる場合が多いです。
    具体的には、病院や学校、避難所となるような建物が対象として挙げられます。

    最後は、耐震等級3です。
    この等級は、耐震等級1の1.5倍も耐えられる建物で、震度6〜7の地震でも軽い補修で済む傾向にあります。
    具体的には、消防署や警察署など、防災の拠点となる建物に求められることが多いでしょう。

    以上が、建物の安全を示す耐震等級の解説です。
    ぜひ参考にしてください。

    □建物の耐震性が決まるポイントとは?

    では、実際に建物の耐震性はどのようにして決まるのでしょうか。
    ここでは、建物の耐震性が決まるポイントを紹介します。

    1つ目は、建物の重さです。
    耐震性を計算する上で、建物の重さは大きく影響します。
    そのため、建物や屋根が軽ければ軽いほど、地震の揺れに対しての振れ幅が小さくなるでしょう。

    2つ目は、耐力壁と耐震金物です。
    一般的には、地震や風などで生じる横からの力に抵抗できる「耐力壁」の数が多いほど耐震性能が高くなります。
    また、耐力壁と耐震金物の配置バランスが良いことも条件として挙げられます。

    3つ目は、床の耐震性能です。
    とくに、合板をフローリングの下に補強することで、床の耐震性能を高められるでしょう。

    □まとめ

    今回は、マイホームを検討されている方へ向けて、耐震性のポイントを紹介しました。
    耐震性は、新築を建てる上で押さえておきたいポイントですね。
    また、この記事に関する質問やお悩み等ありましたら、当社までお気軽にお問い合わせください。

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