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    注文住宅をお考えの方へ!契約時に多いトラブルについて紹介します!

    2021年12月28日(火)

    注文住宅を建てるときに、建築会社と依頼者との間に契約が結ばれます。
    この契約をしっかり確認していないことで、後でトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
    そこで今回は、注文住宅の契約におけるトラブルを紹介します。
    注文住宅をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

    □工事請負契約とは?

    工事請負契約は、本契約とも言い、建築会社(ハウスメーカーや工務店など)が出した見積もりに合意した際に、建築会社と依頼者が結ぶ契約です。
    建築請負契約を結ぶと、建築工事が始まります。
    工事請負契約は、必ず書面で契約を結びます。
    契約内容について詳細を書面に残すことでトラブルの発生を未然に防止します。

    契約書は2冊作成され、建築会社と依頼者が署名捺印をして1冊ずつ大切に保管します。
    また、建築請負契約を結ぶ際は手付金を支払う必要があるためお金を用意する必要があります。
    手付金は建築費用の10%程度が目安になります。
    払った手付金は建築費用に充当されます。

    工事請負契約書には、下記の事項が記載されています。

    ・発注者氏名
    ・請負者氏名
    ・工事内容
    ・請負代金
    ・着工日
    ・完成日
    ・引き渡し日
    ・スケジュール
    ・支払方法

    また、工事請負契約では、一般的に下記の書類が添付されます。

    ・工事請負契約約款
    ・設計図書
    ・仕様書
    ・見積もり書

    □注文住宅の契約で多いトラブルをご紹介!

    注文住宅の契約のトラブルで多いのが、工事の追加や変更に関わるトラブルと工事の遅延に関わるトラブルです。

    契約締結後に工事を追加したり、変更したりした結果、契約時より費用が高額になってしまったというトラブルが多いです。
    契約後や着工後にプランを変更できますが、なるべく変更や追加を行うことがないよう、契約前にできるだけ細かく決めておきましょう。
    どうしても着工後にプランを追加・変更する場合は、変更後のスケジュールや見積もりを確認してから判断しましょう。

    天候などの影響で工事が予定よりも遅れてしまうと、引っ越しのタイミングや賃貸の解約にズレやトラブルが生じます。
    契約時には、工事の遅延による遅延損害金の条件や金額を必ず確認しておきましょう。
    注文住宅の工事でスケジュールが遅れることは珍しくないので、余裕を持ってスケジュールを組みましょう。

    □まとめ

    本記事では、注文住宅の契約におけるトラブルを紹介しました。
    トラブルが発生しないよう契約内容は入念に確認してくださいね。
    注文住宅をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。

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